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雨戸塗装の施工例!雨戸の大切な役割とメンテナンス時期の目安
昔と比べて近年、ゲリラ豪雨や大型台風など天候の変化が激しくなってきたように感じませんか💦
強風で何か飛んできそうなくらい激しい雷雨の日もしばしばです。
そんな時、窓ガラスが割れるなどの危険から守ってくれているのが「雨戸」なのです!
雨戸にはその他にも様々な役割があり、住宅や住人を守ってくれる大切な設備の1つとして昔から使用されてきました。
つまり、現在も利用されている雨戸には長く愛される理由があるはずです。
この記事ではその<雨戸の役割><雨戸塗装の施工例><メンテナンス時期>についてお伝えしたいと思っております。
住宅はもちろん、その周りにある住まいの設備なども時間が経てば経つほど劣化も進みやすくなります。
メンテナンスを行うことで設備自体の劣化を防ぐことが出来るので定期的な塗装をオススメしております。
少しでも早い方が多くのメリットがございますのでお気軽にどうぞご相談ください😊
目 次
1.雨戸塗装の施工例と手順
1-1 野木町友沼Y様邸
2.雨戸の大切な役割
2-1 防風防雨対策
2-2 防寒対策
2-3 防犯対策
3.メンテナンス時期の目安とは?
3-1 チョーキング症状
3-2 色褪せ
3-3 サビの発生
1.雨戸塗装の施工例と手順
(画像:株式会社LIXIL)
◎「引き違い雨戸」ベーシックなものから採風や採光が出来るものもございます。(画像:左)
◎「シャッター雨戸」自動で開閉できるものや採風や採光が出来るものもございます。(画像:右)
雨戸は種類が豊富ですので住宅に合わせて取り付けることが出来ます。
最近ではシャッター雨戸を取り付けている住宅を目にすることが多くなりました。
お客様の好みや住宅事情に合わせて設置することが出来ます。
新しい設置についても承っておりますのでお気軽にご相談下さい!
🚩雨戸塗装が仕上がるまでの3つの工程
【 高圧洗浄水洗い ➡ ケレン(研磨)作業 ➡ 1・2・3層吹付け塗装 】
では、実際の施工の様子をご覧くださいませ😊
【 1-1: 野木町友沼Y様邸 】
この度は施工を任せて頂き、誠にありがとうございました!
今回は「雨戸塗装」が仕上がるまでの様子をご紹介いたします。
❶高圧洗浄水洗い
まずは塗装前の下準備である「洗浄作業」を行います。
塗装を行う前に雨戸表面に付いている泥やホコリ・サビなどを高圧洗浄機で落としキレイにしていきます。
この作業の目的は塗膜をしっかりと付着させることです。
塗膜をしっかりと付着させることで塗料が剥がれず長持ちさせることが出来ます。
この洗浄作業を怠りますと耐用年数より短い期間で塗膜が剥がれてしまう恐れがありますので大切な作業の1つです。
❷ケレン(研磨)作業
雨戸の表面を研磨していきます。洗浄作業が終わりましたら塗装前の下準備の「ケレン作業」を行います。
ケレン作業は雨戸表面に発生しているサビや古い塗膜をタワシやヤスリなどを使用して雨戸表面を研磨していく作業のことを言います。
また、細かなキズを付けることによって塗膜を付着させやすくしているという目的もあります。
雨戸の種類が金属製・木製のどちらでも必要な下準備ですので欠かさず丁寧に行っていきます。
ケレン作業はサビ落としという役割だけではなく、後から塗る塗料の密着性を高めるためにも必要な工程です。
施工前
❸1層目塗装(下塗り)
錆止め効果のある塗料を使用して「1層目の塗装」を行います。
1層目だと分かりにくいかと思いますが、1層目にしてすでにキレイに仕上がっています。
下塗り時にサビ止め塗料を塗っておくことで錆びの発生をできる限り抑制することが出来ます。
1層目塗装➡完了
❹2層目塗装(中塗り)
画像は雨戸を吹き付け塗装している所です。一般的に多いのはこちらの様な波状の雨戸だと思います。
吹き付け塗装では刷毛目などが一切無いので、非常にキレイに塗装が出来ます!
2層目吹き付け中➡完了
吹付け塗装は塗料が飛び散るので、近隣のお家に飛ばないかなどに気を付けながら施工しております。
雨戸の形状、状況に応じて刷毛やローラーで塗布するなど塗装方法は変わります。
今回は吹付けによる塗装をさせていただきました。
❺3層目塗装(上塗り)➡完了
1層目・2層目・3層目と3回吹き付けを行ってキレイに仕上がりました!
近隣のお家などへの飛び散りもなく、キレイに雨戸の塗り替えが完了いたしました。
雨戸吹付け塗装完了
塗り替え工事が開始しますと、日々見違えていく我が家を間近でご覧いただけます。
施主様は工程をご覧になっておられますから、喜ばれるお顔やお言葉をいただけるのが本当に嬉しい瞬間です!
2.雨戸の大切な役割
お住まいの設備のうち定期的な塗装が必要な所として、雨戸や軒天、雨どい、納屋や物置などがございます。
その中の1つである雨戸を定期的にメンテナンスしておきますと、大切な住まいを守ることに繋がります。
雨戸は住まいとしての強度を高めてくれる大切な役割がございますので、詳しくお話させて頂きますね!
住宅に危害を加える外的要因とは何かと言いますと、大きく分けて3つあります。
【 2-1: 防風防雨対策 】
<雨戸で窓ガラスを飛来物から守る>
台風や悪天候で強い強風が吹くと思いもよらない物が飛んできて、窓ガラスが割れてしまうことがあります。
窓ガラスが割れてしまいますと室内に破片が散らばり、踏んでケガをしてしまうなど非常に危険です。
ガラスよりも丈夫な雨戸で窓が覆われていますと、多少の物がぶつかったとしても、へこみ程度で被害を抑えることが出来ます。
▶台風や豪雨、大雪や強い紫外線などの「自然災害」の防御
【 2-2: 防寒対策 】
<断熱効果を高める>
雨戸には防寒の役割もございます。
寒い季節になりますと窓からのス~っと冷気が入ってくることがありますよね。
窓から伝わる熱は室内環境に大きな影響を与えます。
ですので、雨戸を閉めますと外からの冷気をシャットアウトでき、断熱効果が期待出来ます。
▶冬場や外気が冷え込む夜間など「窓からの冷気」の防御
【 2-3: 防犯対策 】
<外部からの侵入を防ぐ>
雨戸は建物の防犯性を高めてくれる重要な住宅設備の1つです。
警察庁が発表しているデータによりますと、住宅への侵入による窃盗は令和2年度で2万1030件で1日で約58件発生しています。
また、最も多い侵入口は窓で53.5%でした。
侵入者はドライバー1本あれば窓ガラスを破り侵入することが出来るのです。
ですから、侵入者を窓ガラスに接触させないためにも丈夫な雨戸を窓に取り付けておくことが防犯性を高めることに繋がります。
窓や玄関リフォームによってピッキング防止の鍵や割れにくい強度のガラスを取り付けるなど、防犯性を高めることも出来ます。
▶外部から窓を割って家の中に入ろうとする「侵入者」の防御
定期的な塗り替えについてお話しさせて頂きました記事もございます。
合わせてお読み頂けますと嬉しいです。良かったらのぞいてみて下さい!!
よろしければ、ご参考になさって下さいませ。
3.塗装のタイミングとは?
雨戸を塗装するタイミングはいつなのか?
今回ご紹介する3つ症状のいずれかが出ていましたら塗り替え時期のサインです。
この時期を逃してしまいますと設備自体の状態が悪くなってしまいます。是非ご参考になさって下さいませ。
【 3-1: チョーキング現象 】
この画像は実際にご依頼頂きましたお客様のお宅を事前調査した際に撮影したものです。
雨戸の表面を触ってみますと手に粉のようなものがつきました。
新築時や雨戸取付け時には表面を保護するための塗装があらかじめ施されております。
しかし年月を重ねますと、雨風や日光の日差しなどの影響により日に日に表面の塗膜が劣化していきます。
このような症状を「チョーキング現象」と言いまして、塗り替え時期がきたというサインです!
🚩チョーキング現象が起こる原因とは?
住宅の建具に使用される”塗料”とは「顔料」「樹脂」「溶剤」などを混ぜて作られたものを指します。
その中の「顔料」の性質がチョーキング現象が起きる主な原因です。
「顔料」は染料とは違い、色素が塗ったものに染み込みません。また、水や油には溶けません。
ですので、表面に顔料が定着することで着色しています。
混ぜられた樹脂は雨や紫外線などの影響で分解されてしまい、顔料が塗装表面に残ります。
これがチョーキング現象が起こってしまう原因です。
このように経年劣化することにより、塗料の耐久性が低下し、チョーキング現象というものが起こるのです。
チョーキング現象が起こった時は、塗料の寿命が来たことを示すサインになります。
雨戸の金属、木製の部分がむき出しになっている状態と考えられ、放置してしまいますと更なる劣化を招いてしまいます。
【 3-2: 色褪せ 】
設置したばかりの時はキレイだった見た目も、日差しや雨風を毎日のように浴びて少しづつ色褪せてきます。
色褪せてきますと、どことなく年季が入っている・古びた印象となってしまいます。
このように「色褪せ」も塗り替え時期がきたというサインです!
🚩色褪せが起こる原因とは?
色褪せが起こる主な原因は「紫外線」です。
塗料が紫外線を浴び続けますと、徐々に色の原子の結びつきが弱くなってきます。
そうしますと、色を表現している元々の原子の結びつきが破壊され、本来の色を保つことが出来なくなるのです。
年月を重ねますとダメージが蓄積され、徐々に色褪せが起こってきます。
「色褪せ」は経年劣化による初期症状です。
この状態を放っておきますと、いずれチョーキング現象が起きたり、サビが発生したり状態が悪化してしまいます。
色褪せてきたと感じましたら早めの再塗装をオススメします!
【 3-3: サビの発生 】
「チョーキング現象」や「色褪せ」などの症状が出てきてることに気が付くのが遅れますとサビが発生してきます。
サビは見た目の悪さだけではなく、腐食してしまいボロボロになってしまいます。
これは完全に塗料が剥げてしまい、部材がサビてしまっていますので状態によっては交換となることがございます。
サビが発生していましたら早急な再塗装が必要です!
🚩サビが発生する原因とは?
「色褪せる➡チョーキング現象が起こる➡そこに雨に降る➡表面の粉が流される」
ということが繰り返されると塗膜の効果が完全に失われ、雨戸本体に悪い影響を及ぼします。
ちなみに雨戸には、木製・金属製の2種類ございます。
木製の雨戸は塗装が剥がれてしまいますと、木材が腐っていきボロボロになってしまいます。
金属製の雨戸は塗装が剥がれてしまいますと、酸素と水が当たり、酸化鉄になるという化学変化が起こりサビが発生してしまいます。
早めのお手入れは設備の長持ちにもつながります。
ご参考になさって頂き、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
大切な我が家を適切な時期にメンテナンスし、長く安全な暮らしとなるお手伝いをさせて頂きたいと思います。
もちろん見積り無料です。
お気軽にお問い合わせくださいませ😊
再塗装のサイン(一部)
弊社は、365日清潔な現場を徹底しております。施工中の現場が汚いのは言語道断です。
散らかった現場では良い仕事ができませんし、施工主様はもちろん、ご近所様にも迷惑がかかってしまいます。
お客さまの大切なマイホームを安心して任せて頂けますよう、誠心誠意、施工させていただきます。
また施工の際は、ご近所への挨拶回りもしっかりと致しますので、ご安心下さいませ!
小山市無事に20年目を迎えた荒川塗工ですが、「アラカワリフォームサービス🔗」としても地域密着で営業しております。
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地域密着・小山市民の味方である荒川塗工を今度とも宜しくお願い致します😊
※株式会社LIXIL様のご承諾のもと、HPより画像の引用をさせていただいております。