野木町 Y様邸 屋根塗装 外壁塗装 その6 ●その他小物 霧除け屋根・雨戸編 prat3● いよいよ野木町/Ý様邸の施工編も終わりとなります! 最終編となりますので最後までお付き合い下さった皆様、ありがとうございました。 引き続き、霧除け屋根・雨戸塗装編をご覧いただけば幸いです😊 霧除け屋根(庇)塗装➡1層目完了 少し前のお住まいですと、必ずといっていいほど取り付けられている庇(ひさし)。 屋根や外壁より重要性を低く見られがちですが、雨漏りや庇の崩落などを見てきたからこそ、メンテナンスは重要と考えます。 最近の住宅ではデザイン性重視・狭小地等の関係もあり、庇がないお住まいを見かけることも多くなりました。 庇がないとデザイン性に優れているように見えますが「あると便利!雨に濡れない!重宝する!」という声をよく耳にします。 窓やドアの上にある小さな屋根は「霧除け」とも呼ばれ目立たない部分ですが、快適に生活する上で非常に重要な部分なのです。 現在、庇のあるお家にお住まいになっているお客様はぜひ、大切にしてあげてくださいね! ●庇のメリット● ①夏場は夏場は日差しを遮るので日除けとなり、涼しく過ごせる 庇は日差し・紫外線を遮り日影を作ってくれます。 1-1 直射日光の差し込む量が減少➡室内の温度上昇を抑えてくれて、涼しく過ごせます。 1-2 室内に直射日光の差し込む量が減る➡室内の日焼けを防いでくれます。畳や床・カーテン・家具の日焼けによる色褪せも防げます。 1-3 冬は室内が寒い?➡日影を作るということは寒くなりそうですが、寒くはありません!秘密は太陽の日射角度にあります! 夏の南中時の日射角度は約78度、太陽光はほぼ真上からやってきます。 一方、冬は約31度。横から太陽光が差し込むので庇に遮られることはほとんどないのです。 夏は涼しいが、冬はその分寒くなるということはありえないのです。こちらも庇のメリットです。 ② 雨でも窓を開けられる・雨の吹き込みを防止できる 庇の大きさにもよりますが、小雨程度であれば窓を開けることができます。 雨が降ると湿気を感じると思いますが、庇があると室内の空気の入れ替えができるのです。 室内の匂いがこもった時、お部屋を掃除する時、雨が降っていても窓を開けられるというのは庇があるお家ならではの特典です! ③窓・玄関、外壁などに汚れが付きにくい 庇は雨を遮りますから、窓や玄関に雨水が直接当たることが少なく、必然的に汚れづらくなります。 また庇があることによって、窓枠を伝う雨垂れも少なくなりますので、外壁の汚れを防止してくれるのですね! ●庇が古くなると雨漏れの原因に● メリットが多い庇ですが、古くなると雨漏れの原因に繋がることにもなります。 庇は屋根よりも勾配が少ないことの方がほとんどです。屋根のように大きくはないので、問題になることは少ないのですが 排水性が高いとは決して言えません。 庇の上、横、下、外壁の取り合い部分のコーキング部・庇の表面の下の防水紙・それらが傷み始めるとそこから雨水が浸入しはじめます。 庇からの雨漏りは意外と気付きにくいのですが、その特徴として雨水が外壁と内壁の間に染みていくため、なかなか発見しづらいのです。 そのためにも外壁塗装をされる際には、併せて塗装をしていただくことをお奨めします😊 霧除け屋根(庇)2層目完了!!➡完了 錆を落とし塗料をより密着させはがれにくい塗装とするためにまずはケレンを行い、下地を調整します。 下地が整ったら1層目を防錆塗料で塗装して錆を防ぎます。塗り残しやムラは錆の原因に繋がりますから丁寧に塗布していきます。 2層目は上塗りと同じ塗料を使用します。美観だけではなく、さらに日差しや熱、風雨に強い仕上がりとなります! 庇の塗装は状況にもよりますが、今回は中塗りと上塗りの二回塗りを行いました! とてもキレイに仕上がりました😊 施主様の笑顔を見られることを1番に考えておりますから、どんな小さなところでも精一杯丁寧に施工しております! 雨戸塗装施工前➡1層目塗装中! 雨戸の表面に付いている泥やホコリ・サビなどを高圧洗浄機で落とします。 ケレン作業はサビ落としだけでなく、後から塗る塗料の密着性を高めるためにも必要な工程で わざとヤスリなどで微細な傷をつけ、塗料を弾きやすい金属製の雨戸でも微細な傷にひっかかって密着しやすくなります。 ●建物を守る大切な雨戸● お住まいの設備のうち、定期的な塗装が必要な所として、小物も必要だとお伝えしてきたと思います。 雨戸もその1つとなり、建物を守ってくれる雨戸は、建物全体の強度をまんべんなく高めることができるんですね! 住宅に危害を加える外的要因としては、大きく分けると2つあります。 ❶ 台風や豪雨、大雪や強い紫外線などの「自然災害」の防御。 ❷ 外部から窓を割って家の中に入ろうとする「侵入者」の防御。 雨戸を定期的に塗り替えや補修のメンテナンスしておくことは、安全な生活を脅威から住まいを守ることに繋がります。 安心して生活、お過ごしいただくために必要な設備なんですよね! ①雨戸で窓ガラスを飛来物から守る 台風や悪天候で強い強風が吹くと空き缶や傘、庭にある自転車などの物が窓にぶつかって、窓ガラスが割れてしまうことがあります。 窓ガラスが割れると室内に破片が散らばり危険です。ガラスに当たり割れたガラスを踏んでケガをしてうなど非常に危険です。 また葉っぱなどが室内に入ることにより、生活に支障が出てしまい防犯性も一気に下がってしまいます。 ガラスよりも丈夫な雨戸で窓が覆われていれば、多少の物がぶつかっても雨戸表面のへこみ程度で被害を抑えることができます。 ②外部からの侵入を防ぐ 雨戸は建物の防犯性を上げてくれる重要なパーツです! 警察庁の調べ➡H28年に起きた窃盗被害のうち、雨戸のない窓を割って侵入されケースは被害全体の中で最も多い約36%でした。 ピッキング防止の鍵や割れにくい強度のガラスを取り付けるなど、窓の防犯性を高めるだけでなく 侵入者を窓ガラスに接触させないためにも丈夫な雨戸を窓に取り付けておくことが防犯性を高めることに繋がります。 参考:警察庁『住まいる防犯110番』 https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/top.html 雨戸➡1層目塗装完了! 1層目だとわかりにくいと思いますが、キレイに仕上がりました。 雨戸 2層目吹付け中➡完了 雨戸を吹き付け塗装している所です。一般的に多いのはこちらの様な波状の雨戸だと思います。 吹き付け塗装では刷毛目などが一切無いので、非常にキレイに塗装が出来ます! 吹付けで塗り替えを行う時は塗料が飛び跳ねるので、近隣のお家に飛ばないかなどに気を付けながら施工していきます。 雨戸の形状、状況に応じて刷毛やローラーで塗布するなど塗装方法は変わりますが、今回は吹付けによる塗装をさせていただきました😊 雨戸吹付け塗装完了!! 1層目・2層目・3層目と3回吹き付けを行ってキレイに塗りあがりました。 隣のお住まいなどへの飛び跳ねもなく、キレイに塗替えが完了いたしました😊 どの部位でもそうですが、塗替えをすると日々見違える我が家を見ていただけます。 施主様は工程をご覧になっておられますから、喜ばれるお顔やお言葉をいただけるのが本当に嬉しい瞬間です。 ●使用塗料● 今回のÝ様邸で使用した塗料になります。 多くの塗料を使用しておりますので、こちらが全てではありませんが、このような塗料を使って塗装をしております。 色を混ぜて調整してお客様のご希望の色に添えるよう調整していますが「これだ!」と思った色味になる瞬間はたまりません😊 施工前➡施工後 最後にもう一度「施工前」「施工後」を見てください!! 大幅に色を変えず、似たような色味で塗装いたしましたが、これだけ明るく素敵に大変身します🎵 Ý様ご家族様には、とても喜んでいただき、とてもやるがいのある全塗装となりました。 6度に分けてご紹介してまいりましたが、塗装といっても部位や状況により工程が変わってきます。 同じ住宅はありませんし、環境によってもメンテナンス内容も変わってきますので、ご自身のお住まいはどうなんだろうと 疑問に思うことがございましたら、お気軽にお問合せ下さいませ😊 家は体と同じです。「今じゃなくても・・」「大丈夫だろう」とほっといてしまうと被害が大きくなる可能性が出てきます。 気づいた時がよいきっかけだと私は思っておりますので、私たちにどうぞご相談なさってくださいね。 細かな現調のもと、お客様の疑問に丁寧にお答えさせていただきます。 必要に応じて、お写真付きでお客様診断カルテを作成してご説明させていただきます! 大切な我が家を長いく安心安全にお住まいいただくため、少しでも参考にしていだけたらと思います😊 弊社は塗装業を得意としておりますが、アラカワリフォームサービスとしても営業させていただいております。 外壁塗装のみならず、室内のリフォーム、リノベーションも多く手掛けております。 外構、カーポートなどお住まいに関わること全般に携わっておりますから、安心してご相談なさってくださいね😊 ホームページ下記にリフォームのホームページもリンクしてありますので、ご興味がございましたらご覧いただければ幸いです。 次回は、茨城県結城市 Ⅿ様邸 門柱工事編になります!