【今回の内容】
⑴エコフィールのしくみ
⑵エコフィールのメリット・デメリット
今回はエコフィールの「しくみ」「メリット・デメリット」をご紹介させて頂いております!
エコフィールは「少ない石油使用量でお湯が沸かせる給湯器」で、特徴は<高効率><光熱費削減><環境>の3つです。以前は捨てていた排気熱を再利用することで効率よくお湯にしています。エコフィールにご興味のある方に向けて詳しくお話させて頂いております。是非ご参考になさって下さい!
ご一緒に随時受け付けております!
キッチン・浴室・洗面室・窓など
** もくじ **
1.エコフィールのしくみ
1-1|高効率の給湯器「エコフィール」とは?
1-2|エコフィールのしくみ
2.エコフィールのメリット・デメリット
2-1|メリット
2-2|デメリット
4.あわせて読んでもらいたいオススメ記事
4-1|施工事例<給湯器編>|小山市M様邸~エコキュート交換しました!
4-2|リフォームのポイント<給湯器編>|給湯器が故障する前兆とその対策を解説!
4-3|リフォームのポイント<給湯器編>|エコキュートの特徴とメリットデメリット
4-4|リフォームのポイント<給湯器編>|エコフィールのメリット・デメリット
アラカワリフォームサービスTOP > 施工事例ブログ > リフォームのポイント<給湯器編>|エコフィールのメリット・デメリット
少ない石油使用量でお湯を沸かせる
「 エコフィール 」
【 エコフィール 】熱効率95%にアップ!
⑴二次交換器
・一次交換器から出た200℃の排熱で水を温める
・その上を2回通ることで予備加熱される
⑵一次交換器
・二次交換器で予備加熱された水が1500℃まで加熱された交換器を通り再加熱される
・その上を3回通ることでしっかり温められる
⑶中和器
・二次熱交換器で予熱加熱後に出たドレン水を排水する
⑷お風呂・キッチン・洗面室などに給湯
(担当者より)
このような仕組みで水を温めています。従来の給湯器は水をお湯にする時に利用した200℃という大きなエネルギー(熱)をそのまま排出していました。捨てていた200℃の熱を再利用したのが”エコフィール”です。空気中に熱を捨てるのではなく、最大限に有効利用をしています!
効率よくお湯を沸かすことの出来る省エネ高効率給湯器で「石油を熱源にしているのがエコフィール」です。エコフィールは排気熱も有効利用して効率よくお湯を沸かしています。今まで利用することなく捨てていた排熱を再利用して高効率でお湯を温めています。
皆さんもお湯を沸かす時には電気や火を使うと思いますが、お鍋1つの水をお湯にするにもとても時間がかかります。少量の水を温めるだけでも多くのエネルギーが必要です。湯船いっぱいにお湯を貯めるには何百Lという大量のお湯を必要としますので、とても大きなエネルギーが必要です。エコフィールを利用すると効率よく、無駄の少ないエネルギーでお湯を作ることが出来るのです。
石油の使用量を従来品より減らすことの出来る給湯器が「エコフィール」です!
(担当者より)
お風呂に入ったり、洗い物をしたり、私たちの暮らしにはお湯を利用する場面が多くあります。生活に欠かせないお湯を出すために必要な機器が給湯器です。大きな違いは熱源で「電気」「ガス」「石油」の3種類あります。給湯器の多くは上位4社「リンナイ・ノーリツ・パロマ・パーパス」から発売されており、国内シェア90%以上を占めています。エコフィールを利用すると効率よく、省エネルギーでお湯を作ることが出来ます!
【熱効率がアップ!灯油使用量を節約できる!】
従来の石油給湯器と比べますと「熱効率が83%→95%にアップ」しています。効率的に水を温められますので、当然灯油の使用量も減少させることが出来ます。
●使用量の目安
石油給湯器 平均使用量:627L/年
エコフィール 平均使用量:548L/年
この使用量を比較しますと「年間79L」もの灯油を節約することが出来ます。
●具体的な金額は?
何円くらい節約できるかと言いますと、、、。
2022年6月までは高騰していた灯油ですが、現在11月時点では2168円/18Lとなっております。
(出典:経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査)
現在の価格は1L 当たりですと120円~124円を推移しています。
年間79Lの節約は18Lのポリタンクで言いますと、4個とちょっとです。
金額にすると、79L×122円=「9638円」
約9600円前後の節約が出来ますので大変経済的です!
エコフィールのデメリットである「購入時の初期費用が高い」という点も日々のランニングコストの軽減でカバー出来そうですね!
【CO2の排出量が大幅に削減!地球環境にやさしい!】
従来の石油給湯器と比べますと二酸化炭素排出量を「13%低減」しています。これは今まで捨てていた排熱を有効利用することで、排出される二酸化炭素量も削減出来ます。
●二酸化炭素排出量の目安
石油給湯器 平均排出量:1560㎏/年
エコフィール 平均排出量:1363㎏/年
この排出量を比較しますと「年間197㎏」もの二酸化炭素量を削減出来ます。
●具体例
これは杉の木の本数で言いますと、、、。
197㎏÷14㎏=「約14.0本」
ただし、杉の木1本あたりのCO2吸収量は平均して約14kg/年としています。
(出典:環境省 地球温暖化防止のための緑の吸収源対策)
いつもと同じように使っていても自然と削減してくれますので、地球温暖化防止に貢献出来ます!
デメリット⑴
【性能が高いため本体価格が高め!初期費用がコストアップ!】
給湯能力、おふろ沸かしの機能、機器の設置形態、グレードによって価格は様々です。これらの条件を統一して灯油給湯器とエコフィールで価格を比較してみますと・・・。
●条件
・給湯能力:46.5kw(40,000キロ)
・おふろ沸かしの機能:フルオート
・機器の設置形態:屋外据置形
・グレード:標準
●本体価格の目安
上記の条件で統一して価格を比較してみました。
石油給湯器 ¥432,300
エコフィール ¥473,330
この価格を比較しますと「約4万円」ほど高くなっております。
また、リモコンが別売りです。
種類によって価格の違いはありますが、約4万~6万円ほどです。
(※ノーリツ株式会社様のエコフィールの価格を参考にしております。)
性能が高い製品は利用する時の便利さや省エネ、節約のメリットがある反面、本体価格は高めになっております!
デメリット⑵
【ドレン水を排出するための経路を確保しなければいけない!】
潜熱回収型の給湯器(エコジョーズやエコフィール)は、排熱温度を下げる時に水蒸気が発生→凝縮→結露が発生します。この発生した水分を「ドレン水」と言います。ドレン水は垂れ流しにしてはいけません。
※原則、下水道法第 2 条により「汚水」とされていますので、汚水排水設備の設置が必要です。と言いましても、明確な取り扱いについては各自治体に委ねられている為、まだまだ曖昧なことが多いです。ドレン水は排出量が少量であることから、雨水と判断することもあるようです。将来的な事や環境を考慮しますと、しっかりと排水設備を設置することが大切ではないでしょうか!
デメリット⑶
【エコフィール専用の排気トップの価格も高め!】
エコフィールに交換する時には専用の排気トップが必要になります。その価格が従来のものより高めです。価格を比較してみますと・・・。
●具体的な金額の目安
石油給湯器 ¥17,800
エコフィール ¥33,000
この価格を比較しますと「約1万5千円」と倍近くの差があります。この他にも「灯油タンクが必要。設置しなければいけない」「定期的に灯油を補給しなければいけない」「灯油の価格高騰時はランニングコストUPしてしまう」というデメリットもございます。
専用部品となっています。それ以外の物を取付けられないのはデメリットと言えますね!
生活に欠かせない高効率な給湯器
同じメーカーであっても様々なタイプのエコフィールが販売されております。メーカーごとの違いについてもエコフィールを設置するときはチェックしてみて下さい。何においてもメリット・デメリットはあります。エコフィールの仕組みやメリット・デメリットをご参考にして頂き、リフォームをご検討頂きたいと思っております。給湯器リフォームをご検討中のお客様やどの給湯器にするのか迷われているお客様がご選択しやすいよう是非ご参考になさって下さい。
給湯器の寿命は約10年と言われております。万が一壊れてしまってから交換するということになりますと、お湯が出ない生活となってしまいます。当たり前のように利用しているお湯が出なくなってしまうことが想像できませんよね。壊れる前のリフォームをオススメ致します。
給湯器は住宅の配管や設置スペースなど現場の状況によってご選択頂ける機種とそうでない機種がございます。ですので、現在お使いの給湯器と「同じ設置状況」「同じ機種」の給湯器への交換が基本となります。しかし、設置タイプや給湯能力のグレードアップ、エコ仕様にするなど変更可能な場合もございます。
お客様がお悩みになっていることや、改善したいことはありませんか?
ぜひ一度、お気軽にご相談下さい!
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●ご希望の商品でご提案
弊社はメーカー問わずお客様好みの商品をリフォームに取り入れることが出来ます。取り扱い可能な商品の中からご提案するのではなく、ご希望の商品でリフォームをご提案致します。皆様のお悩みやご希望、ご予算などをお伺いさせて頂き、大切なご自宅がより快適な空間となるようお手伝いをさせて頂きたいと考えております。
●清潔な現場を徹底
365日清潔な現場を徹底しております。施工中の現場が汚いのは言語道断です。散らかった現場では良い仕事が出来ませんし、施工主様はもちろんご近所様にも迷惑がかかってしまいます。お客さまの大切なマイホームを安心して任せて頂けますよう誠心誠意、施工させて頂きます。また施工の際はご近所への挨拶回りもしっかりと致しますので、ご安心下さい。
●お問い合わせフォームからご連絡下さい
弊社は栃木県小山市にあるリフォーム会社です。ご家庭に合ったリフォーム内容を丁寧にご相談しながら提案出来るよう、小山市近隣のお客様に限定してお受けしております。現場調査をさせて頂き、お客様のご自宅に合った商品をご提案致します!
4-1
施工事例<給湯器編>|小山市M様邸~エコキュート交換しました!
もくじ
1.施工事例|小山市M様邸のエコキュート交換リフォーム(1-1|施工前後写真と施工内容/1-2|弊社の様々な施工事例)
2.給湯器リフォームについて(2-1|給湯器リフォームのポイント/2-2|給湯器の種類)
3.まとめ
4.あわせて読んでもらいたいオススメ記事
(記事の内容)給湯器の使用期間は約10年とされています。故障してからの交換ですと寒い季節はとても大変な思いをしてしまいます。今回お話する「給湯器の故障のサイン」について知っておくことで早めに対処することが出来ますのでご参考になさって下さい。・・・・・つづく
リフォームのポイント<給湯器編>|給湯器が故障する前兆とその対策を解説!
もくじ
1.見逃さないで!故障の前に現れることの多い前兆!(⑴着火しにくい/⑵水漏れ/⑶異常音/⑷黒煙が出てる/⑸給湯温度が不安定/⑹湯はりが出来ない)
2.まとめ
3.あわせて読んでもらいたいオススメ記事
(記事の内容)給湯器の使用期間は約10年とされています。故障してからの交換ですと寒い季節はとても大変な思いをしてしまいます。今回お話する「給湯器の故障のサイン」について知っておくことで早めに対処することが出来ますのでご参考になさって下さい。・・・・・つづく
リフォームのポイント<給湯器編>|エコキュートの特徴とメリットデメリット
もくじ
1.エコキュートのしくみ(1-1|エコキュートとは?/1-2|エコキュートの特徴/1-3|効率よくお湯をつくる仕組み)
2.エコキュートのメリットデメリット(2-1|メリット/2-2|デメリット)
3.まとめ
4.あわせて読んでもらいたいオススメ記事
(記事の内容)お湯を沸かす時には電気や火を使うと思いますがお鍋1つの水をお湯にするにもとても時間がかかります。少量の水を温めるだけでも多くのエネルギーが必要です。エコジョーズは高効率なのでガス使用量を減らすことの出来るエコジョーズは人気の給湯器です。・・・・・つづく
リフォームのポイント<給湯器編>|エコジョーズのメリット・デメリット
もくじ
1.エコジョーズのしくみ(1-1|エコジョーズとは?/1-2|エコジョーズの特徴/1-3|効率よくお湯をつくる仕組み)
2.エコジョーズのメリット・デメリット(2-1|メリット/2-2|デメリット)
3.まとめ
4.あわせて読んでもらいたいオススメ記事
(記事の内容)お湯を沸かす時には電気や火を使うと思いますがお鍋1つの水をお湯にするにもとても時間がかかります。少量の水を温めるだけでも多くのエネルギーが必要です。エコジョーズは高効率なのでガス使用量を減らすことの出来るエコジョーズは人気の給湯器です。・・・・・つづく
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