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  • ベランダ防水工事の施工例!下野市柴S様邸/FRP防水メリットとは?

    ベランダ防水工事の施工例!下野市柴S様邸/FRP防水メリットとは?

    下野市にてベランダ防水工事をしました!

    施工前

    施工後

    この度は施工を任せて頂き、誠にありがとうございました!
    「下野市S様邸のベランダ防水」についてご紹介させて頂きたいと思っております。
    今回は様々な防水工事の種類の中から「FRP防水」の施工になります。
    ベランダやバルコニーの防水工事と言えば、FRP防水です。大変キレイな仕上がりとなりました✨
    FRPとは・・・「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称
    ガラスを混ぜ込んだ白いシートのようなガラスマットを利用して行う防水工事の1つです。
    バスタブや自転車パーツ、ロケットなど、防水性に加えて「軽さと強度」が同時に求められる場面で使われています。
    場所や形状、使用の仕方など目的に応じて施工方法を選択していきます。
    そこで今回は、防水工事の種類と特徴についてもお話できればと思っております。
    大切なマイホームのメンテナンスについて、この機会に是非ご検討下さいませ!
    FRP防水工事の流れ
    清掃
    施工箇所の清掃を行います。
    ゴミや汚れを取り除き、しっかりと洗浄していきます。
    下地づくり
    新たな下地を作る場合、スムーズな排水が出来るよう勾配にも気を配りつつ、合板(コンパネ)を敷きつめていきます。
    立ち上がり部分も同様に、隙間なく合板を敷きつめていきます。
    プライマー塗布
    プライマーをまんべんなく塗っていきます。
    下地と防水層の塗料との密着性を高める役割があります。
    その他にも表面を平らにするという役割もあります。
    下塗り
    防水用ポリエステル樹脂と硬化剤を混ぜ合わせ均一に塗っていきます。
    塗料が硬化するまで少し待ちます。
    ガラスマット敷き
    硬化後、再度ポリエステル樹脂の塗布を行います。
    その後、寸法通りに裁断したガラスマットを張り付け、ポリエステル樹脂を直ちに塗っていきます。
    脱泡
    樹脂内部に残った気泡を脱泡ローラーを用いて除去していきます。
    この工程は重要です。
    気泡が残ると膨れや浮きなどの施工不良が発生する可能性ありますので丁寧に行っていきます。
    ※⑤⑥の工程を2回ほど繰り返します。
    中塗り
    トナーで着色したポリエステル樹脂を塗布し、硬化させます。
    硬化したら、研磨機を用いて表面を削って調整していきます。これで防水層が完成です。
    トップコート塗布
    全体にトップコートを塗っていきます。
    防水層を紫外線から守るという重要な役割があり、定期的な塗り替えをオススメしています。
    FRP防水のメリット・デメリットとは?
    🤗メリット
    🔴高い防水性!
    継ぎ目のないシームレスな防水層が特長で、気密性・防水性が高いのがメリットです。
    浴槽・宇宙ロケット・船など、建物より防水性が求められるものにも使用されています。
    水を通さない力は他の防水工法と比べても最も高いと言っても過言ではありません。
    🔴衝撃に強い!
    耐久性が高く、歩行による摩耗に負けないくらい固くて丈夫な仕上がりになります。
    ですから、ベランダやバルコニーなど人が歩く機会の多い場所に向いています。
    耐荷重性・耐摩擦性に優れているので車の往来が多い屋上駐車場にも使用されています。
    🔴軽量な素材!
    FRPはプラスチックの一種ですので、3~5㎏/㎡と他の素材より非常に軽量です。
    屋根や外壁に使用しても耐震性能への影響が少ないですので安心です。
    築年数が経った住宅のベランダなど重さに弱いであろう住宅にも向いています。
    🔴工期が1日~2日!
    乾燥を待つ工程が少ないので短期間で工事が完了します。
    長い期間ベランダやバルコニーへ出られないという不便さはほぼありません。
    ウレタン防水が4日~5日であるのに対し、わずか1~2日で完了します。
    😣デメリット
    🔵ヒビ割れしやすい💦
    伸縮性が低さはFRP防水のデメリットの1つです。
    住宅が揺れたり、経年による木材の収縮などの動き、熱や湿度による下地の変形の影響を受けてヒビ割れてしまうことがあります。
    残念ながら、歪みやすい場所には不向きと言えます。
    ヒビ割れを発見しましたら、表面だけであればトップコートを塗り替えで済みますので、早めの補修がオススメです。
    🔵費用が少々高め💦
    施工数が比較的多い防水工事であるウレタン防水の費用は7500円/㎡程度です。
    この価格に対し、FRP防水は9000円/㎡とやや高めです。
    概ね10㎡以下の広すぎないベランダやバルコニーなど比較的小さな面積の場所に適していると言えます。
    🔵刺激臭が発生する💦
    樹脂が硬化するまでの間、化学物質が発生します。
    これはシンナーよりも強く、強烈な刺激臭のため換気を入念に行うことが大切です。
    また、近隣住民への配慮が必要不可欠となります。
    室内へニオイが入ってしまうこともありますので、その時は入念な換気をしましょう。
    現在は、臭気が大幅に軽減された環境対応型のFRP防水製品もございます。
    ですので、このデメリットは解消されつつあります。
    防水工事が必要な理由とは?
    防水工事の目的

    ●「建物内部に水分が入り込まないようにすること」
    建物には様々な防水工事が施されています。
    主に「屋上や屋根」「外壁の目地」「バルコニーやベランダの床」など雨水が入ってきやすい場所には欠かせません。
    水分の侵入は建物の劣化の大きな原因となってしまい、耐久性を著しく低下させてしまいます。
    雨漏りなどが確認されてからですと修繕コストも高くなってしまいますので、定期的にチェックしましょう!
    ●「建物の強度を保つこと」
    雨水などが入り込んでしまいますと、徐々に腐食していき、建材が劣化してしまいます。
    木造ですと、柱や梁など建物を支える大切な建材が腐ってしまいます。
    また、湿気がこもっている場所はシロアリが好む環境なので害虫も招く原因にもなります。
    コンクリート造りですと、鉄筋にサビが生じてしまったり、鉄筋が膨張しコンクリート内部から破裂するリスクも高まります。
    防水工事によって建物内部の強度が低下しないようにメンテナンスをしていきましょう!
    ●「建物の美観を保つこと」
    どんな造りの建物であっても、雨漏りによるシミや変色はあまりいい見た目とは言えません。
    また、経年劣化によるヒビ割れや色褪せなども防ぐことができ、美しさをキープすることが出来ます。
    美観を保つことは建物の機能を保つことにもつながりますので、大変ポイントです!
    ●「アレルギー物質のカビなどの発生を防ぐこと」
    目の届かない内部は劣化していることに気付くのが遅れてしまいます。
    知らず知らずのうちにカビが発生してしまい、ぜんそく等のアレルギーを引き起こすことがあります。
    漏水してからではなく早めの塗り替え等を施すことで未然に防いでいきましょう!
    防水工事には以上のような目的がございます。
    定期的なメンテナンスにかかるコストを抑えるためにも、しっかりと防水工事を行っておくことが重要です。
    住宅の耐震性や耐久性が著しく低下する前に10年を目安に塗り替えなどの修繕・メンテナンスをオススメしております。
    建物を良い状態で保ち、長く安全に過ごしていくため、この機会に防水工事をご検討下さいませ😌
    防水工事の種類

    工事名 平均費用 耐用年数

    アスファルト防水
    アスファルト製のルーフィングシートを貼り合わせる方法。下地とシートを貼り合わせる時にシートを熱で溶かすため臭いや煙が発生します。周辺への配慮が必要です。
    8000円/㎡ 15~25年程度

    FRP防水
    FRPマットに樹脂を浸み込ませた防水層にトップコートを塗布する方法。耐水性や強度が高く、摩耗性に優れているためバルコニーやベランダ等小さな面積の箇所に施工されていることが多いです。伸縮性が低いため、ヒビ割れを起こしやすくなっています。
    9000円/㎡ 10年程度

    ウレタン防水
    ウレタン樹脂を均一に塗り重ねて防水層にする方法。弾力性があるため住宅の揺れによるヒビ割れも発生しにくい特長があります。比較的安価で場所を選ばず施工出来るため人気です。摩耗性はFRP防水が優れています。
    7500円/㎡ 10年程度

    シート防水
    塩化ビニルやゴム製の防水シートを接着剤や専用機械で固定する方法。シートを貼り付けていくため複雑な形状の下地では施工出来ないことがあります。耐久性・耐摩耗性があるので軽歩行は可能ですが衝撃には弱いという一面もあります。
    塩ビ 3500~7500円/㎡
    ゴム 2500~7000円/㎡
    10~15年程度

    まとめ
    今回は「ベランダ防水」についてお話させて頂きました。
    主に「アスファルト防水」「FRP防水」「ウレタン防水」「シート防水」の4種類の施工方法があります。
    どのような内容にするかは、現場調査をさせて頂き、しっかりと打合せを行い、お客様に合ったものをご提案致します。
    気になることやご質問がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
    「こんな質問はおかしいのかも⁉」などは全く心配されずに、お声かけ下さいね!
    弊社は、365日清潔な現場を徹底しております。施工中の現場が汚いのは言語道断です。
    散らかった現場では良い仕事ができませんし、施工主様はもちろん、ご近所様にも迷惑がかかってしまいます。
    お客さまの大切なマイホームを安心して任せて頂けますよう、誠心誠意、施工させていただきます。
    また施工の際は、ご近所への挨拶回りもしっかりと致しますので、ご安心下さいませ。
    小山市に根づいて無事に20年目を迎えた荒川塗工ですが、実はアラカワリフォームサービスとしても地域密着で営業しております。
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    ここまでお読みいただきありがとうございました!またお待ちしております😌
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